Nick Walker 作品の取り扱い終了について
2008.11.16
実力を持ちながら市場でまだ評価されていないアーティストをいち早く発掘して、作品をまとめて購入することで制作活動を応援し、同時に日本のグラフィティ・アート・ファンに紹介することがNOISEKINGのアートギャラリーとしての大切な役割の一つだと思っています。
手前味噌ですが、勝ち馬に乗ることなく、評価のまだ定まっていないアーティストの作品、言い替えると、買い付けても売れるかどうかまだ解らないアーティストの作品だけれども「これは!」と僕のアートバイヤーとしての感性の琴線にふれた作品をまとめて購入し、アーティストを支援してきました。
2008年、Nick Walkerの作品はアート市場にて大変な評価を受け大ブレイクし、グラフィティ・アート・コレクターのみならず、現代アートのコレクターまでもが注目するようになり、BONHAMS等のオークションや国内の有名ギャラリーでも購入できるようになってきました。
世界的な経済の不況により9月頃からアート・オークションも過渡期を迎え、話題性が高い割にはまだ格安だと思われるグラフィティアートに眼を付け、カンフル剤的扱いで出品数を急激に増やしています。
そんななか、ニック自身も莫大なお金を手にしましたし(笑)もう、NOISEKINGでNick Walkerの作品を取り扱う役割はそろそろ終わったかなぁ、と今年の夏頃から考え始めていました。
「気軽に楽しめるこの手のアートを紹介し、少しでも多くの皆さんにアートを日々の生活の中で楽しんでもらう」というコンセプトからも価格的に大きくずれてきたことが、僕にニックの作品の取扱い終了を決意させたのかも知れません。
僕がNick Walkerの作品に注目し始めた3年前にはBANKSYがイギリスでブレイク、注目され始めた頃で、まだニックの作品には誰も見向きもしていない頃でした。「こんなに素晴らしい作品がなぜ見向きもされないんだ?」とその頃の悔しさを考えると今のニックの作品に対する世界的な評価は大変嬉しく思います。
NOISEKINGは現代アート同様、グラフィティアートを多くの人に楽しんでもらいながら、日本にも根付いていってもらえればと願っています。その方法を去年ぐらいからずっと考えてきて行き着いた僕なりの結論「グラフィティアート市場利益の再分配」を進めていく為、すでに知名度があり世界中のグラフィティアート・コレクターが奪い合うアーティストの作品に高額を出して買い付け、販売するよりも、まだ注目されていない、でも素晴らしい作品を生み出す才能を持ったアーティストを発掘、支援していくことにさらに比重をおいていこうと思っています。
もちろん、NOISEKINGをご愛顧くださる皆様のアート心をくすぐるアーティストの作品をなおざりにすることなく、ご意見に耳を傾けていくことも忘れません。
グラフィティアート市場に利益の再分配がなぜ必要か、僕の考えを日を改めてブログに書きたいと思います。グラフィティアート市場を更に盛り上げる僕なりの方法論ですので是非そちらもご覧下さい。
手前味噌ですが、勝ち馬に乗ることなく、評価のまだ定まっていないアーティストの作品、言い替えると、買い付けても売れるかどうかまだ解らないアーティストの作品だけれども「これは!」と僕のアートバイヤーとしての感性の琴線にふれた作品をまとめて購入し、アーティストを支援してきました。
2008年、Nick Walkerの作品はアート市場にて大変な評価を受け大ブレイクし、グラフィティ・アート・コレクターのみならず、現代アートのコレクターまでもが注目するようになり、BONHAMS等のオークションや国内の有名ギャラリーでも購入できるようになってきました。
世界的な経済の不況により9月頃からアート・オークションも過渡期を迎え、話題性が高い割にはまだ格安だと思われるグラフィティアートに眼を付け、カンフル剤的扱いで出品数を急激に増やしています。
そんななか、ニック自身も莫大なお金を手にしましたし(笑)もう、NOISEKINGでNick Walkerの作品を取り扱う役割はそろそろ終わったかなぁ、と今年の夏頃から考え始めていました。
「気軽に楽しめるこの手のアートを紹介し、少しでも多くの皆さんにアートを日々の生活の中で楽しんでもらう」というコンセプトからも価格的に大きくずれてきたことが、僕にニックの作品の取扱い終了を決意させたのかも知れません。
僕がNick Walkerの作品に注目し始めた3年前にはBANKSYがイギリスでブレイク、注目され始めた頃で、まだニックの作品には誰も見向きもしていない頃でした。「こんなに素晴らしい作品がなぜ見向きもされないんだ?」とその頃の悔しさを考えると今のニックの作品に対する世界的な評価は大変嬉しく思います。
NOISEKINGは現代アート同様、グラフィティアートを多くの人に楽しんでもらいながら、日本にも根付いていってもらえればと願っています。その方法を去年ぐらいからずっと考えてきて行き着いた僕なりの結論「グラフィティアート市場利益の再分配」を進めていく為、すでに知名度があり世界中のグラフィティアート・コレクターが奪い合うアーティストの作品に高額を出して買い付け、販売するよりも、まだ注目されていない、でも素晴らしい作品を生み出す才能を持ったアーティストを発掘、支援していくことにさらに比重をおいていこうと思っています。
もちろん、NOISEKINGをご愛顧くださる皆様のアート心をくすぐるアーティストの作品をなおざりにすることなく、ご意見に耳を傾けていくことも忘れません。
グラフィティアート市場に利益の再分配がなぜ必要か、僕の考えを日を改めてブログに書きたいと思います。グラフィティアート市場を更に盛り上げる僕なりの方法論ですので是非そちらもご覧下さい。