オールブラックの額装です。
2012.03.24
本日ご紹介する額装例はご依頼いただいたお客様がマットボードの細部にまでこだわられ、
ご所望いただきました。
John Doe / ジョン・ドウ "miss universe"をEternity Black+黒マットボードの組み合わせ。
全て黒で統一したことでとてもクールな雰囲気に仕上がっています。
目を凝らしてマットボードをご覧いただくと何か普通と違う事にお気付いただけると思います。
実はマットボードの内側の縁(ふち)部分も黒になっております。
John Doe / miss universe
Eternity Black サイズI 25,500円
マットボード(内側の縁黒) サイズI 8,640円
UVカットアクリルサイズI変更代金 4,550円
額装合計金額 38,690円
フレーム外寸 縦463mm×横1126mm
額装総重量 3200g
この不思議なマットボードの事に触れる前にマットボードの構造について少しご説明させていただきます。マットボードは一番普通のつるっとした紙肌の白色を筆頭に白色だけでも様々な紙肌が何種類も
あり、色も黒やグレーなどの濃い色から赤や青などのビビッドな色、更には淡いパステルカラーなど
何十色も色バリエーションが存在し、更には定番の色は微妙な色のトーンのバリエーションと紙肌の
バリエーションまであるので、今まで数えた事はありませんが全部で裕に100種類は越えていると
思います。
この100種類を越えるマットボードは表面の色や紙肌が違っているだけで、芯になる部分は全て
真っ白です。その為、マットボードの内側は作品が映える様に斜めにカットされているのですが、
その切り口の全てが真っ白なのです。
今回の額装に使ったマットボードはその真の部分までが黒になっている珍しいタイプなのです。
こだわりは下手をすると単なる自己満足やナルシシズム(ナルシズム)に落ち入る危険性を
はらんでいますが、今回のお客様のこだわりは大いに真似したいと心から思えるこだわりでした!
*このマットボードは価格は通常のマットボードより20%高くはなります。