ロンドンSUBWAY GALLERYで開催のMADBUNNYのソロエキシビションが先月28日で
終了しました。作品のセールスが非常に好調だったようで、作品を販売しているギャラリーと言う
商業的な立場を超えて日本人としてとても嬉しい事です。
と言うのも悔しいことですが、アートの世界においては一般的に欧米から日本が下に見られているのは
周知の事実で、日本人アーティストの作品を、見る目の肥えたシビアな欧米のコレクター達にガチで
購入してもらうには非常に高いハードルを越えなければなりません。

戦後ずっと輸出立国として世界に認知されていた日本が昨年は、震災の影響もあり過去最大の
貿易赤字を出したと最近、新聞紙面を賑わしていましたが、アートに関しては昔から現在まで
輸入総額が輸出総額を遥かに上回り続けているのは取り立てて調べなくても簡単に想像できます。

今回のMADBUNNYがロンドンで投じた一石は非常に小さい石だったかも知れません。
しかし今後、投じたその波紋が広がっていくことを信じています。

会場に脚を運ぶ事の出来なかった多くの日本のMADBUNNYファンに向けてドキュメント映像が公開されました。


MADBUNNY
https://www.noiseking.com/madbunny/