“一つの事がきっかけで、その後の人生が大きく変わる”
WRONGWROKS(以下WR)の人生にとって、2006年夏にリリースされた「American Idol ? ケイトモス」が正にそんな作品でした。
アート一本ではとても食べてくことが出来なかった中国系カナダ人の青年は、この2006年の大ヒットを境に
次々に成功をおさめ、現在は非常に豊かで充実した日々を送っています。
僕もWRと同じくして、「American Idol ? ケイトモス」には今もずっしり胸に残るほどの特別な想いがあります。
American Idol ? ケイトモスのファーストエディション。
仕入れた10枚があっと言う間にSold Outになりこれはいける、と確信し、その勢いでゴールド、ショッキングピンク、ミントグリーン…各30枚、計90枚を別注でWRに制作を依頼しました。
そして、ファーストエディションの熱が冷めないうちに発売。
僕の予想を遙かに超えて、90枚がほぼ24時間で完売しました。
当時の日本は、今とは違い、まだまだアーバンアートの盛り上がりは寂しい、、それこそ、「前夜」という雰囲気でしたので、一気にこれだけ売れることは「事件」といっても過言ではないほどの嬉しい結果でした。
ちょうど発売の数日後に二女が誕生し、娘の誕生と、別注した90枚が24時間で完売した高揚感の中で慌ただしく梱包作業をしたのを思い出だすと今でもHAPPYな気持ちになります。
そんなWRONGWROKS、ブレイク前夜にリリースされたAmerican Idol?の原型といえる作品を奇跡的に入手することができました。
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WRONGWROKS「But Beautiful」