NOISEKINGで取り扱う「フレーム/額縁」ページや額装例のコーナーをマメにチェックしていただいている方は、この写真を見て、「この見慣れないフレームは何?」と思われていることでしょう。
実は、こちらのフレーム「Maple」は通常、幅60mmのところを、幅23mmとかなり細くさせていただいております。
今回はご依頼いただいたお客様から、「細くスッキリしたフレーム」とご希望をいただきましたので、1日検討いたしまして、幅23mm、厚さ23mmがベストな寸法であると割り出し、これでお作りさせていただきました。
6年、フレームに寄り添っていると、その作品の魅力を最大限引き出してくれる、ベストな寸法を1mm単位で割り出すことのできる目が自然に養われていきます。
さすがにこれだけ幅が変わると、同じ種類の木材を使用しても、まったく違った雰囲気になりますね。
一般的にオーダーメイドフレームは、すでにまとめて作られている棒状のフレーム/額縁を作品、一つひとつのサイズに合わせ、カットして組むことを指しています。
NOISEKINGで取り扱っているフレーム達もMaple、WALNUT、wabisabi以外のフレーム/額縁は、すべてこの製作方法が取られています。
それに対し、フレーム/額縁「Maple」、「WALNUT」、「wabisabi」は注文を頂いてから、使用する木材の選定を始め、オイルを塗り込む最後の仕上げ作業まですべての行程を一人の家具職人が手作りで行っています。
それにより、フレームの幅、厚みをお好みの寸法で(ミリ単位で)製作させていただくことが可能になります。
フレーム/額縁「WALNUT」の場合は、木目の雰囲気を考えると、やはり幅60mmがベストかと思いますが、Mapleに限っては細いフレームもかなりいけてます!
人気を博している「オールブラックの額装」のように「細Maple」と呼ばれて皆様に愛されるようになるかも知れません。
どうぞお気軽にご相談下さい。
額縁 Maple(UVカットアクリル)サイズ1700 82,655円
フレーム外寸 縦 647mm × 横 1033mm
額装総重量 4200g
額装合計金額 82,655円(税抜き)
作品はJamie ReidのNowhere Busesです。