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なので、エディション作品だけに限り、ですが、POW(Pictures on Walls)もこの頃はまだ、気前よく Banksy(バンクシー)の作品の卸売りに応じていました。
冒頭にも書いたようにこの時期の購入者は、レコードショップや何気に立ち寄ったブックショップで購入していた人たちばかりです。
アートとしてだったり、ましてや今から世界中で有名になっていくアーティストの作品、という認識がなかったため、その扱いはひどいものでした。
当時は販売価格も安く、サイン入りが日本円で2〜4万円ぐらい。
本当にシルクスクリーンで刷られたポスターぐらいの感覚で捉えていた人が多かったので、UV加工ど無視の安い額縁で額装して色焼けやタワミが出ていたり、押しピンでポスターのように壁に直張りされていたり、酷い場合は、こぼれたコーヒーがシミになっていたり、とにかく初期頃のバンクシーのシルクスクリーン作品はある意味貴重です。
なぜなら、手持ちの作品がいくら本物だとしても、ペストコントロールに登録している所有者の名前がわからなければ、ペストコントロール側で、確認が取れないので、COAは発行されないシステムになっています。
ペストコントロールが設立される以前(特に2006年以前)は、ほとんどの人がそのシステムを知らなかったために売買しても、所有者名の変更をペストコントロールに申請していないケースがほとんどです。
ですから、何人もの間で売買されてきた作品だとしたら、最初の購入者までさかのぼって登録されている所有者の名前を割り出すということはほぼ不可能なんです。
このような理由で、古い作品になればなるほどCOAが付いているものは貴重になります。
売り手がいくら「これは本物のバンクシーの作品だ。」と宣言しても、ペストコントロールのCOAが付いていない作品に、あなたは何百万円もの大金を支払うことができるでしょうか?
2003年までは「サイン入り」と「エディションナンバーのみ」をまとめで同じ分母にしていました。
例えば、「サイン入り」 は、1/750~150/750まで、「エディションナンバーのみ」は、ナンバー151/750~750/750と、ナンバリングされていました。
2004年以降は、「サイン入り」と「エディションナンバーのみ」の分母が分けられて、「サイン入り」は、1/150~150/150まで、「エディションナンバーのみ」はナンバー 1/600〜600/600とナンバリングされています。
「Happy Chopper」は、エディション数は750ですが、サインされているのは150枚だけになります。
もし「この作品の購入に興味がある」「Happy Chopperを飾りたい!」と本気でお思いの方のみ、お問い合せお待ちしております。実際の作品の画像をご確認頂けます。
額縁 Eternity White(UVカットアクリル)サイズ1500 27,467円
マットボード(ノーマル白)サイズ1500 6,380円
裏面くり抜き代 11,550円
額装合計金額 68,124円(税抜き)
送料 / 梱包料 / 補償料追加分 25,000円込み
額縁 Eternity Black(UVカットアクリル)サイズ1500 27,467円
マットボード(ノーマル白)サイズ1500 6,380円
裏面くり抜き代 11,550円
額装合計金額 68,124円(税抜き)
送料 / 梱包料 / 補償料追加分 25,000円込み