僕が初めて、キャンバス作品の額装を手がけたのはいつ頃だったでしょうか・・ 今となっては、はっきりは覚えていませんが額装を手がける様になって半年が過ぎた頃だった思います。
まだまだ勉強中の身で、正直、今と比べると額装の知識はまだまだ拙かった中、
「厚みがあるキャンバス作品も額装できるのですか?」とあるお客さんから質問をいただきました。
そういえば立体作品の額装はノーマークだったな、、と気付き、キャンバス作品の取り扱いが増えていた事も後押しして速攻でフレーム職人に聞いたり、ネットで調べたりしてみました。
調べてみると、その当時はアクリルBOXで飾るか、このMADBUNNYのキャンバス作品のようにピッタリ、フレームにはめ込む方法しかありませんでした。
長年アートに携わったプロの方々からすると、キャンバス作品 =(イコール)絵が描かれている正面にこそ価値が有る、と捉えられているのかもしれませんが、僕はある意味、素人ということもあり、固定概念がなく、キャンバスの木枠も含めてキャンバス作品全体に魅力を感じていて、折角の立体感が消されてしまう従来のキャンバスの額装に、その時、とても違和感を感じました。
アクリルBOXを使用すると立体感は保たれますが、雰囲気が無いのでこれは使えないな、と思いました。
いろいろ考えた挙句にあみ出した額装方法が、現在まで続く、フレームとキャンバスの側面、キャンバスとアクリル、双方とも間隔をあけてゆったりセッティングする方法です。
この方法で飾ると、キャンバスの立体感が損なわれないので、作品も心無しか嬉しそうです^^
こちらのWRONGWROKSの作品はたまたま正面ですが、アーティストの多くは側面にサインやナンバーを入れるので、この額装方法が必須となります。
初めての立体作品の額装はEternity Whiteでした。
あくまでも作品の引き立て役として、主張を抑えた佇まいに加え、清潔感があり、一般的な日本のリビングや寝室、玄関などに飾りやすく、立体作品の基本形として長きに渡り、数多くの制作依頼をいただいております。
額装を斜めから見た時に、「この立体額装に決めて本当によかった。」と、ご依頼いただいたお客様から、このように感想をいただき、さらに確信しました。
作品の背景から側面まで、贅沢にすべてコットンスエードのマットボードを敷き詰めています。
立体額装には立体加工代金がかかりますし、ショッピングカートからはご注文いただけませんので、メールでやり取りいただく手間も掛かります。
しかし、ご依頼いただいたすべての方々から仕上がりにご満足いただいております。
我が家にも一つ、とお考えの方はお気軽にご相談下さい。
ぜひ額装して、部屋に飾って、日々の暮らしをエキサイティングなものにしてくれる、キャンバス作品が最近入荷しております^^
↓
Kurry「NO BORDER - 5 Men Version」
裏はこんな感じです。
フレームの下に脚を付けてキャンバスを収める空間を作っています。
額縁 Eternity White(UVカットアクリル)
サイズ1100 18,900円
立体加工代金 サイズ1100 11,616円
マットボード (コットンスエード白)
サイズ1100 9,801円
フレーム外付 縦 668mm × 横 565mm × 厚 46mm
額装総重量 3600g
額装合計金額 40,317円(税抜き)
額縁 Eternity White(UVカットアクリル)
サイズ1100 18,900円
立体加工代金 サイズ1100 11,616円
マットボード (コットンスエード白)
サイズ1100 9,801円
フレーム外付 縦 668mm × 横 565mm × 厚 46mm
額装総重量 3600g
額装合計金額 40,317円(税抜き)