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2000年、バンクシー ロンドン初のエキシビション「Rivington Street」で初登場。おサルの頭に宇宙人のアンテナのようなものが生えてます。
そして、2002年にナイトクラブのコミッション作品として制作されたのがエディション版の「Laugh Now」の元となる作品です。ダーウィンの進化論をもじったようにも見えます。
絵の中には10匹の盲目の猿が立っており、その何匹かは
「Laugh Now, but one day We’ll be in Charge」
(今は笑うがいいさ、しかし、いつか俺たちが管理する時がくるさ。)
と、ステンシルされたボードを首からぶらさげています。
中に、4匹だけ、何も書かれていないボードをぶらさげている猿たちがいます。
わざと残した余白にこそ、バンクシーが伝えたいメッセージが隠れているのかも知れません。
「Laugh Now」は2003年ロンドンでゲリラ的に開催された伝説のエキシビション「Turf War」にも展示され、2003年にようやくPOW(Pictures on Walls)からエディション作品として、サイン入り150枚、エディション番号のみ(Unsigned)が600枚が発売されました。
バンクシーのシンボルマーク「おサル」はこの作品からどんどん進化していったと言えるでしょう。
コミッション作品として制作されたオリジナルの「Laugh Now」は、2012年11月、世界的オークションハウス「フィリップス」で40万ドル、日本円にしておよそ4500万円で落札されました。
2019年に約13億円で落札された「Devolved Parliament」もこのおサルをモチーフに描いた作品ということもあり、サルをモチーフを描いた作品はネズミを描いた作品のように、バンクシーを代表するモチーフの一つになっています。
エディション番号だけで、サインなしのバンクシー作品の中では、人気、価値ともに確実に5本の指に入る作品です。
付属されているCOAについてですが、写真のように額装の裏に入れ込むように額装させて頂きます。
ファイルに入れたCOAをアクリル(透明状の板のもの)に貼り付けて固定して、裏面の板をくり抜いて、COAが見えるようにしています。
額縁 wabisabi1/1(UVカットアクリル)サイズ1500 51,392円
マットボード(コットンスエード/白)サイズ1500 13,530円
裏面くり抜き代 11,550円
額装合計金額 101,926円(税抜き)
送料 / 梱包料 / 補償料追加分 28,000円込み