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2006年、バンクシーは世界進出を目指し、ロサンゼルスで衝撃的なエキシビション「Barely Legal」を開催。このエキシビション会場で「Morons」を100枚販売しました。
そして、翌年の2007年にPOWこと「Pictures on Walls」から、セピア色のカラーで限定300枚発売したのがこちらの「Sepia Morons(サイン入り)」です。
1987年3月30日クリスティーズ・ロンドンでオークションが開催され、ゴッホの代表作「ひまわり」が出品されました。
当時としては、史上最高額の2250万ポンド、日本円にして50億円以上で落札。
ちなみに、落札したのはバブル景気でノリノリだった時代の日本企業「安田火災海上保険」(現:損保ジャパン)です。
「Morons」は上記のオークション画像をベースに制作した作品です。元々、ゴッホ「ひまわり」が置かれていたはずの作品にはこう記されています。
「I Can't Believe You Morons Actually Buy This Shit.」
(こんな、糞な作品を高額で落札する、お前らみたいな愚か者が信じられない。)
失礼な言葉で申し訳ないですが、直訳するとこんな感じでしょうか。
2000年代初頭、バンクシーがまだ駆け出しの頃、たった数千円の作品でも誰も見向きもしなかったのに、サザビーズやクリスティーズなど、オークションハウスに出始めた瞬間、数千万円(今では数十億)の高額で落札するバカが増え始めた、、、
ゴッホ「ヒマワリ」が50億円で落札額は当時としては、世の中にあるすべての作品に中で史上最高額で、圧倒的な価格でした。そして、2006年から続くバンクシー作品の取り巻く状況を皮肉った作品のタイトル「Morons」は 「愚か者たち」という意味です。
2006-7年の発売時に5万円程度だった「Morons」ですが、2021年3月30日に開催されたオークションでは過去最高額の13万400ポンドで落札。現在のレートで計算すると約2500万円と作品価格は500倍近く上昇しました。
この作品の発売時は投資の商品と化したゴッホ「ひまわり」を皮肉った作品ですが、15年以上経った今まさにバンクシーの作品がゴッホのようになっています。
付属されているCOAについてですが、写真のように額装の裏に入れ込むように額装させて頂きます。
ファイルに入れたCOAをアクリル(透明状の板のもの)に貼り付けて固定して、裏面の板をくり抜いて、COAが見えるようにしています。
額縁 wabisabi1/1(UVカットアクリル)サイズ1600 55,220円
マットボード(コットンスエード白)サイズ1600 14,410円
裏面くり抜き代 12,650円
額装合計金額 104,098円(税抜き)
送料 / 梱包料 / 補償料追加分 24,000円込み
額縁 WALNUT Black(UVカットアクリル)サイズ1600 70,180円
マットボード(コットンスエード白)サイズ1600 14,410円
裏面くり抜き代 12,650円
額装合計金額 106,408円(税抜き)
送料 / 梱包料 / 補償料追加分 24,000円込み